九十九島の真珠

九十九島は、佐世保湾の外側から北へ平戸までの約25kmの海域に点在する海域のことで、複雑に入り組んだリアス海岸と島々が織りなす美しい自然景観が広がっています。九十九(くじゅうく)とは数がたくさんあるという意味で使われる例え言葉で、実際の島の数は208あります。
リアス海岸、多島海である九十九島エリアは、潮の流れも穏やかで、プランクトンも豊富なため、照りや巻きが厚い良質な真珠の養殖が盛んに行われています。また2021年に、長崎県は真珠の養殖生産量が日本一となりました。

パールの質を決める構成要素

  • 01 真珠の価値を決める最も重要な巻き

    巻きとは真珠層の厚さを意味し、真珠の価値を決める最も大切な要素です。一定以上の巻きがなければ美しい干渉色と光沢が出ません。

  • 02 華やかさを象徴する艶やかな光沢(照り)

    巻きと密接な関係がある光沢。表面で反射する「表面光沢」、真珠層から反射してくる光の干渉による「内面光沢」の二つの光沢が真珠の照りとして共存しています。真珠層の厚さや均一性が優れた珠ほど照りが強く現れます。

  • 03 巻きと照りによって決まる色目

    真珠の色は主に巻きによる干渉作用によって決まりますが、色目と照りはその成因に相互関係があり、それぞれが複雑に影響しあって色目を決定しています。

  • 04 価値の高い真円と個性が魅力の変形珠

    真珠の形は一般には丸い珠、中でも深淵に近いものが最強とされています。しかし真珠いは色々な形があり、ドロップやセミラウンドの中には非常に個性的で美しい珠が見られます。

西沢本店の真珠

西沢本店では、養殖業からの直接仕入れを行い、

品質の良いものをお値打ち価格でご提供しています。

また、伝統工芸とのコラボによる商品も展開しています。